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不特定多数の人に見てもらうのではなく、真剣に考えている方にじっくりと見て欲しい

 

不動産業と建設業の約30年間の中で様々な内覧会やオープンハウスを開催して来たのですが、

お客様「折り込みチラシを見て見学しに来たんですけど・・」

私「ではお手数ですがお名前と連絡先をご記入いただけますか。」

お客様「それならやめときますわ」

・・・そのような流れで帰られたのです。

なんだかこちら側が悪いことをしたような気持になり、後味の悪い気持になりました。

もしかしたらこの人は過去に
しつこい営業マンに嫌な想いをさせられた経験をお持ちの方だったのかもしれません。

私達としましてはお施主様と何回も打ち合わせをして考え抜いて建てたお家ですから名前も判らない人に中を見ていただくのには抵抗がございます。

このような経験をしてきたことで、ご内覧をしていただく方とお引越し前の大事なお家をご提供していただくお施主様にとって、気持ちの良い見学会の方法を考えた結果、導き出された答えは“不特定多数の人に見ていただくより、真剣にご検討されている人の参加をして頂くための予約制にする”という方法でした。

予約制にすることによりお一組に掛けられる時間に余裕ができますので、家の雰囲気や素材の違いを見て頂いたり、家づくりの姿勢や考え方を知っていただいたり、丁寧にご案内やご説明ができます。

なによりも、お家をご提供していただくお施主様から見ても
素性がしっかりしている方にだけ見ていただけるので安心していただけます。

予約制にすると敷居が高くお感じになられるかもしれませんが、
お施主様と丹精込めて建てたお引越し前のお家を大事に扱いたいという意図で
予約制にしているという気持ちをご理解いただけたら幸いです。

中学生以下の子供さんのご入場を制限させていただいている理由

お施主様達がけっして子供さんが嫌いなわけではございません。

お施主さんも子育て真っ最中の方達が多く、むしろ大好きな方が多いので、あえてこういう制限を設けさせていただくことになりました。

小さなお子さんですから見学の途中でぐずってしまったり、目新しくて広い建物は大人でなくてもテンションが上がってしまうので、どうしても「はしゃいだり」「走り回ったり」してしまいますし、見学会が長時間になると「飽きてしまったり」することが多いので、
せっかく確認したい事があっても、子供に気を取られて集中できなかったり、担当者に質問できなかったり、ということが多いからです。