屋上のある家のメリットとデメリット
屋上を設けることに関しては色々なご意見がありますね。
まずは当社の屋上の施工過程の画像をご覧ください。
当社の屋上は「テクノパネル工法」という工法で施工しています。
工場で成形FRPパネルと断熱材とを組み合わせた屋上断熱防水工法です。
あらかじめタテ1020mm×ヨコ1020mmの成形されたFRPパネル(断熱材合層)を屋上にユニット工法で設置するので、面積の狭い屋上から広い屋上まで場所を選びません。
このテクノパネルは一度の設置で、断熱層と防水層を一緒に新設することができ、断層には通気層もありますので、建物自体への通気も良好です。
実験結果では、テクノパネル設置屋上と非設置屋上では、室内における温度差が最大で9.5℃の違いが見られました。夏には温度が上がりづらく、冬には温度が下がりづらい特徴を持った断熱工法です。
この工法にした理由は、軽くて防水性に優れていて、おまけに断熱性にも優れているというまさしく三拍子揃っていたからです。施工してから7年が経ちますが、その優れた性能に納得しています。